
東京の桜も開花して、ついに本格的な春がやってきました。
八王子も、都心から少し遅れてようやく咲き始めました。
満開が楽しみ。
さて、3月の『Life with Flowers』コースのテーマは、「マゼンタとモーブのチューリップブーケ」。
今回は、たっぷりの写真メインでレポートをお届けします。
主役はマゼンタ色のチューリップ、マスコット。
少し前から市場に出ていて、外側に緑色が混ざったフリンジ状の花弁、濃くて大人っぽいピンク色に魅かれ、今月の主役に決めました。
マスコットに添えるモーブ色のチューリップは、シンプルだけど八重咲きのチューリップたち。
最近、かわいさ再発見のアルストロメリアも加えて、深みのある赤紫~青紫の花でまとめました。

ここに暗い緑を持ってくると、ブーケ全体が沈んでしまうので、ビバーナムの明るいグリーンで春らしく、明るいブーケに。

ブーケに入れた、くるくるのつるは、エンドウ豆。
春の限られた期間にしか見かけないですが、これがかわいくて、この時期どうしても手が伸びます。

もともと折れていた茎に付いていたさやや、水揚げの時に取り除かないといけなかったさやを、集めてお皿の上に。
かわいくて美味しそうなディスプレイになります。

ブーケを作った後はラッピング。
今回は、チャコールグレーのワックスペーパーに、マゼンタ&モーブ色のリボンをあしらいます。
周囲が暗い色だと、明るいブーケが引き立ちますね^^
包まれた紙から顔を覗かせた花たちもなんだかかわいいです。

ブーケは人が持っているとより素敵なので、持っていただいたところを撮らせていただきました♪
ブーケを持つと、皆さん自然と笑顔になります。
不思議な力ですね。

ラッピングはいつも同じにならないようにしています。
今回は、マゼンタ&モーブがテーマなので、ペーパーに付けるタグにも同じ色を入れてみました。
全体のカラーコーディネートがとても大事。

DIY講習で作ってから頻繁に登場する椅子↑です 笑
何色にも合わせられるところが気に入っています。
こちらの記事(→☆☆☆)でご紹介しています。

こちらは何日も経ってから撮ったもの。
お花はだんだん青みが強くなっていくのものが多いので、全体的にモーブ色になってきています。
チューリップは少しずつ伸びていくので、少し形が変化してきて、それもまた楽しいです。
だんだんと暖かくなってきているとはいえ、まだまだ肌寒い日も多いので、お花も長く楽しめるのがいいですね。
庭には房咲きの真っ白なスイセンが咲いているアトリエの春です。