だいぶ前のことになってしまいましたが、レッスンの大事な記録として残させてください。
5月の『F berry Style』コースのテーマは bouquet rond(ブーケロン)でした。
フランス語で“丸いブーケ”を意味するこちらのブーケ。
上から見て丸いというだけでなく、横から見ても丸く、コロンとした形に作るスタイルです。
ブーケのベースとなる大事なお花は、こちら、紫陽花。
毎年、6月のレッスンで使用することの多い紫陽花ですが、5月からふんだんに市場に出てくるので、今年はちょっと早めに登場しました。
紫陽花とともにブーケの主役となったダリア。
こちら↑は、かまくらという花弁が多い大輪のタイプ。
素敵です!
白いダリアは傷みやすいので、そーっとそーっと扱いましょうね。
クラスによって大きな紫陽花を使ったり、小さい紫陽花を使ったり。
紫陽花の色や花弁(正しくはガク)の形も様々でした。
こちら↑は大きな青い紫陽花。
日本の土壌は、青い紫陽花が咲きやすいらしく、道端でもよく見かける青紫陽花ですが、
やっぱり青、きれいです♩
今回、脇役ではありましたが、いい仕事をしていたのが、こちら↑のニゲラ。
個性的なフォルムがなんとも言えなくかわいくて、生徒さんたちにも人気でした。
ブーケができたら、お花をつぶさないように、テーブルの角に置いて結束。
せっかく作ったブーケが崩れないように、最後まで気を抜けませんね^^
こちら↑はピンクのアジサイを使った日のもの。
こちらの紫陽花は、八重咲です!
花弁がいっぱいでかわいい♩
紫陽花は色の個体差が大きく、市場に注文しても、思っていたものと微妙に色が違ったりするので、毎回その場で輝いている子を探して入手しました。
毎朝、今日はどんな紫陽花があるかな?
と楽しみな早朝の道中。
そして、紫陽花の色に合わせて、バラをチョイス。
この日は青みがかった淡いピンクのリメンブランスとスプレー咲きのフェアビアンカ。
香りもいいです。
生徒さんたちのブーケを横に並べて撮影。
複数あると圧巻ですね~。
こちら↑は小さなアジサイをたくさん使って作ったブーケロン。
紫陽花はブルーと白の複色、これもきれい。
ブーケロンは、正面からだけでなく、横から見た時の姿も美しい。
なので、意外と横から見られることの多い花嫁さんが持つブーケにおススメです。
こんなブーケ、5月~6月の花嫁さんが持ったら素敵!
レッスンでは、何度も同じお花で組みなおしてお見せするので、なかなか茎を短く切ることができません。
写真では茎が長いままですが、実際はもっと短く切りますよ↑
5月はまだまだ気持ちのいい気候の日が多くて、既に懐かしい。
一年で一番、いい季節ですよね。
生徒さんたちに持っていただきました♩
やっぱりブーケは持っている姿が素敵☆
でも、包んでしまうと上からしか見えないので、横が決めてのブーケロンは包む前に撮ったらよかったですね^^;
皆さん、白いお洋服率がなぜか高かったです。
今回のブーケにぴったり!
あまりに美しかったので、いろんなスタイリングをして撮ってみました。
本の上で。
バスケットの中へ。
皆さんはどれがお好きですか?
庭にも出て撮ってみました。
ちょうど曇りの日だったので、光がやわらかく、撮影に最適!
フカフカのワイヤープランツの上で。
(少し遠めから撮影)
この時はちょうどいいフカフカ具合だったのですが、この後、一雨ごとにワイヤープランツも草も伸びて今はすごいことになっています。
ブーケは難しい!とよく生徒さんが言うのですが、今回は最初から丸い花材を選んでいるので、かなりスムーズに作れていたと思います^^
皆さまお疲れさまでした。
それではまた。
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