今月の『F berry Style』コースのテーマは、“紙袋”。
パリのマルシェで野菜や花を買って、紙袋に詰めて帰るイメージのアレンジメントです。
その年によって、既製品の紙袋を使うこともありますが、今年は、こちらのアレンジにぴったりのイメージのラッピングペーパーを入手したので、その紙を折ったり貼ったりして手作りしました。
字もフランス語で書いてあって、本当にパリ気分!
お花は、どことなく“野菜”の雰囲気のあるものをセレクトし、カジュアルなテイストにまとめています。
ブロッコリーのようなものは、セダムという多肉植物。
このアレンジにぴったり!
アトリエに入ると、各席にこのように、その日に使うお花、器、レシピカード、が置いてあるのですが、今回はラディッシュも♪
ラディッシュは色と形がかわいいので、いつもついつい選んでしまいます。
お買い物してきたものに見せるためのポイントをいくつか押さえながら・・
楽しく挿していきます。
ミントのい~い香りに癒されながら。
“お買い物”アレンジですから、キッチンに飾っておきたいようなアレンジとなっております。
気になっていらっしゃる方も多いかもしれませんが、この日はかなり変わり者の赤いバラも登場しました。
ひとつひとつのお花の表情を楽しみながら、挿していく過程も大事な時間。
たくさんの“お買い物”アレンジを眺めながらのティータイム。
お花とお菓子を一緒に写してインスタに上げてくださる方も多いです♪
他の方が作るアレンジは、自分のとはだいぶ雰囲気が違っていたりして、比較して眺めてみるのも面白いです。
ちょっとしたアクセントには、ざっくりナチュラルなラフィアと、手作りのタグ。
タグはラフィアのところに挟んだり、アレンジの葉っぱからぶら下げている方もいらっしゃり、皆さんいろいろです。
思いがけない飾り方のアイデアをいただくことも多く、楽しい発見が。
どのクラスでも、大きく咲いたラナンキュラスを使いました。
フラワーベースからこぼれるように咲く、大輪のラナンキュラス。
圧倒的な存在感があります!
春の花ですので、もう来年までの見納めですね。
他には上の写真にある、一重咲きの“オードリー”というバラや、芽キャベツのような緑色のバラ、“オリエンタルエクレール”などを使いました。
今月はどのお花がお気に入りでしたか?
そろそろハーブの種類もたくさん出始めていて、すっきりとした香りをさまざま楽しめるようになりました。
初夏の花も出始めている市場です。