シャクヤクの投げ入れ



6月の『F berry Style』コースは、まずブリキのピッチャーに投げ入れをすることが決定。
その後、そこにアレンジするお花を考える、という順番でした。

ブリキのピッチャーはとても重宝するアイテムなので、私は何個も持っています。
生徒さんたちも一つ持っているとなにかと役に立つはず^^




でも一つ気を付けなければいけないのは、「直接お水を入れられないこと」。
お水が漏れますし、ブリキが錆びてしまいます。

この問題をクリアすべく、厚手のビニール袋が登場しました。
厚手のビニール袋をつかった方法は、インスタグラムにアップしていますので、そちらをご覧ください(→☆☆☆)。





使用した花材は、大きな大きなシャクヤク。

蕾の時はとっても小さくて存在感がないのですが、咲くとそれはそれは大変身!
大きくてびっくりするような豪華な花を咲かせます。

ただ、切り花の場合、固い蕾から上手にすべてを咲かせるのは難しいので、こちらのコースでは、少しほころんできたものを購入し、使っていただきました。





レッスンの間にも、じわじわっと咲いてくるシャクヤク。
生命力を感じさせます。





シャクヤクに合わせるお花は、曜日によって少しずつ変わりましたが、共通して使っていただいたのが、ビバーナムスノーボールとスモークツリー。

スモークツリーは、別のコースでも使いましたが、このふわふわな質感が、アレンジをオシャレにするスグレものなのです。
生徒さんにも気に入っていただけたよう^^





シャクヤクは、様々な品種が登場しました。
こちら↑はかぐや姫。
優しいピンクが素敵です。





クラスによっては使ったブルーレース(ブルーと言いながら白ですが)。
野に咲く花のような雰囲気が大好きなのです。





お花たちをしっかりと支える重要な役割の葉っぱ。
このクラス↑では、アセビの葉を使いました。

ボリュームがあってしっかりしていて縁の下の力持ち(しかも長持ち!)。





長ーい長ーいブルーレースを一種だけ飾るだけでもかっこいいですね。
伸びやかなラインが本当に素敵☆





そして、こちらもいい仕事してます!
クレマチスのホワイトジュエル(素敵な名前)。

これもクレマチス?というくらい、小さな花で、美しいラインを描く茎の先に、控えめな花を咲かせます。





クレマチスは本当に品種がたくさんあって、楽しいですね。





こちら↑は曜日によって登場したマリーサイモン。
カリフォルニアライラックという別名も。

地味ではありますが、ふわっとしたお花と、形のきれいな葉っぱが特徴です。





『F berry Styleコース』の中に、投げ入れはほんの数回しかないので、皆さん「お花が動いちゃう」と戸惑っていましたが、だんだん他の花が入ってくると自然と留まってきます。





素敵に活けることができて、記念撮影。





家に帰ったらもう一度活け直しをしないといけないので、しっかりと写真に収めます。





ビバーナムは、ナイフでカットする必要があるので、皆さんに頑張って使っていただきました。





白いシャクヤクを使ったクラスも。
こちら↑はラテンドール。
蕾の時は淡いピンクですが、咲くと白です。





「せっかく活けたお花を抜きたくな~い」と、お水をチャプチャプさせたまま持って帰られた方も多数^^
無事だったかな?





後から、「蕾が咲きました!」という嬉しいご報告もあったりして。
お花が咲くとなぜだかとっても嬉しいんですよね。
また来年までシャクヤクとは少しのお分かれ。

それではまた。



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