F berry Story ④ ~パリの花とF berry~


「F berry Flower School 10周年」を迎えるにあたって、これまでの10年の歩みを振り返っています。

F berry Story ① ~始まり~ →☆☆☆
F berry Story ② ~友人の存在とアナログ大作戦~ →☆☆☆
F berry Story ③ ~さまざまな学び~ →☆☆☆


今日は、教室を始める前から始まっているパリとの関係と、この10年間のかかわりについてお話したいと思います。


私とパリ

パリは建物の壁の色が統一されています。


さて、ようやく生徒さんが来てくれた頃、パリに何度か立て続けに行く機会を得ます。
当時、夫の勤務地がアフリカで(治安の悪さのため、家族は訪れることができなかったのですが)、いつもパリ経由で24時間以上かけて日本に帰って来ていました。

ならば、途中のパリで休暇を過ごすのはどうかということになり、子どもを連れて何度か遊びに行ったのです。

アパルトマンの部屋からの眺め


パリは私にとってずっと特別な街。

30歳のころ、一人で4~5日滞在し、ずっと憧れだったパリ中の花屋という花屋を見て回りました。

地下鉄に乗ったり、1駅~2駅くらいなら歩いて歩いて。
当時はスマホの地図アプリなんてなかったので、事前に持っている雑誌などに載っていたお店を全て調べて、紙の地図に全部しるしをつけて。。

ヌイイにある、エリック・ショーヴァンのお店

アニエス・ベーのお花

インテリアがとっても素敵なフラマン併設の花店


それから10年ほど経ち、今度は子どもと一緒に行くとなると、一人旅とはだいぶ勝手が違い、水族館や動物園、公園など、子どもが楽しいところに行くのが優先になりましたが…(子連れお勧めスポットに詳しくなりました!この子連れ情報についてはたくさんあるので、また別途)。

それでも、合間にしっかりお花屋さんに行って、その時の、パリの花を学ぶ機会を作りました。


「パリスタイル」とF berry


「パリスタイル」とよく言われますが、実際明確な「パリスタイル」というスタイルはありません。
それぞれのお花屋さんによって、テイストも違いますし、ブーケの組み方や、花合わせもそのフローリストによって違い、何か統一された一つのスタイルがあるわけではありません。

でも、なんとなく“パリの花”に共通するもの、日本にはない色使い、花合わせなどに、ずっと心惹かれていました。

リボンも“パリらしい”と感じる色合わせ

雑貨探しも楽しい!



それでも、自分の教室を「パリスタイル フラワー教室」にしようとは思いませんでした。
なぜなら、「パリスタイル」としてしまったら、「パリスタイル」以外のことはできなくなってしまうからです。

世の中の“素敵”と思うこと、ものをあれもこれも取り入れたい、やってみたい。
そのためには、「パリスタイル」という言葉で、自分の世界を決めてしまうことはできなくて。
(欲張りなんですね。)


F berry Flower School で、最初の3回のコースを修了すると次に待っているのが、『F berry Style』コース。
自分のスタイルを求めた結果、「これが F berry スタイルです」と自信を持って言えるものを、22回のレッスンの中に凝縮してお伝えしています。
そして、その後の『Life with Flowers』コースで、より広いお花の世界や、色・テイストについて学ぶという道筋を作っています。
私はこれからも、自分のスタイルである「 F berry スタイル」 をどこまでも追求していきたいと思います。


次回は、ちょっと本題からそれて、今回話に出た『子どもと楽しむパリ!』についてです。


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