さて、今回はこのシリーズの最終回となります。
昨年夏に生まれて初めて訪れた北欧、フィンランド。
たくさんの気づきや発見がありました。
『北欧フィンランドで思った50のこと<1~10>』はこちら → ☆☆☆
<11~20>はこちら → ☆☆☆
<21~30>はこちら → ☆☆☆
<31~40>はこちら → ☆☆☆
よろしければご覧ください。
41. フィンランド人のアイデンティティー
「フィンランド人のアイデンティティと言えば、トーベ・ヤンソン作、ムーミンである。」と、フィンランドについて書かれた本に載っていました。
日本にも昨年、飯能に“ムーミンバレーパーク”ができるなど、アツい話題となっていますね。
ムーミンは昔、テレビ放送もされていたので、根強いファンも多いです。

ここにも秋にOPEN予定でした。

好きなチャームを選ぶことができます。
やっぱりムーミンと、ムーミンの家と、ミー!
後ろはクッキーの缶。
42. 生活の中のデザインiittala
マリメッコと並んで、フィンランドを代表するブランド、イッタラ。
まずは、ヘルシンキの中心、エスプラナーディ通りにある本店を訪れて値段をチェック。
有名ブランドではありますが、フィンランドの家庭にひとつは必ずあると言われているそう。
生活に根付いたデザイン食器なんですね。
映画『かもめ食堂』でもイッタラの食器がいろいろ出てきて、見つけると嬉しくなります。

眺めているだけでも楽しい!

43. そして郊外のアウトレットへ
ヘルシンキ滞在の日数に余裕があれば、イッタラの郊外のアウトレットへ行くのもいいかもしれません。
ヘルシンキ中央駅から、電車で1時間40分、その名もイッタラという町へ。
電車の旅はかなりハードルが高いですが、私と姉は、フィンランドの田舎の風景を見てみたいこともあり、遠出してみることに決定。

もっと買ってくればよかった?
もちろんアウトレットなので、すべての商品を置いているわけではなく、好きな柄があっても色のバリエーションがなかったりはするのですが、それほどこだわらないのであれば、安く買うことができます。
日本のイッタラではなかなか買えないけどここなら!

44. ヘルシンキ中央駅
郊外のイッタラに行くには、ここ、ヘルシンキ中央駅から電車に乗ります。

東京駅やパリの駅に比べたら、かなりシンプル(質素?^^;)な駅舎です。

駅の構内では、野菜や果物を売っています。

この風景は、パリの夏にも似ています。
おいしそう!

さぁ、タンペレ行きの電車に乗りますよ!
45. 車窓からの眺め
海外で電車に乗ると、車窓から見える景色に興味深々です。
電車の窓が色付きだったので、あまりきれいに撮れていませんが、郊外の景色、このような感じです。
とってものどか。



フィンランドは本当に湖だらけ。
46. 郊外の家
フィンランドの郊外の家、とってもかわいいです。
「北欧の家」といえば、“スウェーデンハウス”しか知らないので、どれもスウェーデンハウスに見えてしまう私(国は違うけど!)
サンタクロースが住んでいる国だし、やっぱり煙突は必須ですね。


47. フィンランドのパンはつぶつぶどっしり
フィンランドのパンは総じて、ライ麦や全粒粉のパンなど、つぶつぶが入っていたり、黒っぽくて少し酸味があるようなものが多いようです。
噛めば噛むほど味が出るようなどっしりした感じのもの。
それがとても美味しい。
写真は、初日に入ったフィンランド料理のレストランで出てきたパン。
こちらのパンも、噛み応えがあって美味しかった✨

48. エンドウマメと森のキノコ
フィンランドにいる間に、食べてみたかったのが青空市場でよく売っていたエンドウ豆とキノコ。
エンドウマメは甘くて、このまま中の豆を食べられるそう。
どこに行っても売っています。

Google翻訳って本当に便利^^

どんな味がするんだろう?
49. Moko Marketはオシャレなカフェと雑貨のお店
ヘルシンキの町の外れにある『モコマーケット』はオシャレなカフェと雑貨のお店。
ガイドブックにも載っているし、ヘルシンキに詳しい方からお勧めのお店と聞いていたので、絶対行こうと思っていました。
でもただでさえ、東京に比べて人の少ないヘルシンキ。
町の中心からかなり外れるここは、本当に人気がなくて、驚きました。
ちょっと東京の喧騒に慣れ過ぎているのでしょうか?
たまたま、トラムの路線が工事中でだいぶ離れたところから歩いたのですが、ちょっと不安になるくらいの静けさでした^^;


気持ちが高まります。


ここで、母に麻のエプロンをお土産に買ったのでした。
50. フィンエアーのススメ
今回の旅で往復に利用したのはフィンランド航空。
飛行機は行き先の国のエアラインに乗ると、乗った瞬間から海外旅行が始まっているようなもの。
機内のアイテムも、イッタラやマリメッコが使われていて、気分が盛り上がります。

中身はさすが北欧、ブルーベリージュース。


さて、これで50個の気づきと感じたことを終わります。
何と言っても今回の旅は現地滞在がほんの4日間。
毎日予定を入れていたらあっという間に過ぎてしまいました(4日のうち1日は隣国エストニアに行ってましたし)。
短い旅の中で感じたことなので、ごく浅い感想になってしまっていることは否めませんが、少しでも現地の写真など楽しんでいただけていたらいいなぁと思っています。
私もそうでしたが、「北欧ってきっと遠いよね」という思い込みは実は間違い。
実際はどのヨーロッパより短い時間で行けるのです。
機会があればぜひ行ってみてくださいね。